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咬み合わせと健康

 かみ合わせの悪さは、 全身の健康にも悪影響を及ぼします。  かみ合わせの悪さは、 全身の健康にも悪影響を及ぼします。

歯の咬み合わせのバランスは、外観だけでなく、全身の健康にも関連があります。それは「健やかな美」の基本ともなるのです。

咬み合わせが崩れてくるとおこる症状

次のようなことが起こると咬合治療を考える必要があります。

  • 歯のすりへり(歯ぎしり、食いしばりがある)
  • 人工物(補綴物)の破損
  • 歯周組織の破壊(歯を支えている骨が吸引され、歯がぐらつく)
  • 顎関節が痛くなったり、口が開かなくなったりする。
  • 全身的には頭痛・肩こり・首筋の痛み、背中の痛み、腰痛・不眠・口元のゆがみ、疲れやすい、胃腸障害、身体に力が入らないなど咬み合わせの悪さからとは思えないような症状がでる場合があります。(咬合異常関連症候群)

当院で行っている咬み合わせ治療の種類

  • M.P.A装置によるアゴの位置の矯正
  • 常に上下の歯を接触させている悪い癖を治す治療。患者さんが自ら行う方法が中心。
  • 歯列矯正治療・・・実際に歯を動かして歯並びや咬み合わせを治していく治療。
  • 補綴的処置・・・部分的にあるいは全体的にかぶせものなどにより上下の咬み合わせを良くして行く治療。

以上の方法の単独、あるいは複数のやりかたを用いて、咬み合わせからくる様々な症状、咬み合わせ、口元のゆがみなどを改善します。
総合審美歯科治療の中でも最も技術と経験の必要な分野の一つです。

リシェイピング法

下アゴの位置を正しい状態にするために、歯の形や歯の咬み合わせの面をわずかに削って整え、ずれていた前歯と奥歯との咬み合わせを調整し、バランスのとれた状態にもっていくために行なうものです。
食べ物がよく噛め、アゴの関節や筋肉の負担をかけない状態になります。
特徴

・歯の形や咬み合わせ面をわずかに削ってバランスを整える
・食べ物が良く噛め、アゴの関節や筋肉に余計な負担がかからなくなる

マンディブラ・ポジショニング・アプライアンス(M.P.A)

マンディブラ・ポジショニング・アプライアンス(M.P.A)
特徴

・プラスティックの装置を入れて、アゴを本来の生理的、健康的な位置に誘導する
・従来のナイトガードやスプリントの類のものではない

実際の症例

ケース1
症例
症例

※下記の口腔内写真はクリックすると、拡大して見ることができます。

症例
症例

26歳女性

【お悩み・ご要望】
4年間も歯のことで悩んでいる。地元の歯科医に治療してもらったが、自分の思っていた通りにならなかったので、途中で中止した。自然な違和感のない色と形にしたい。なるべく自分の歯を残したい。上下デコボコを治したい。今はどこで噛んだらいいのかもわからなくて噛むのがつらく、笑うのもおっくう。顎を前に出すと楽なので前に出した状態で咬み合うようにしてほしい。

“咬み合わせ治療(M.P.A装置使用)開始3日後の患者様からのメール報告”
「先生のところに治療に来る前の、肩こりや首のこり、腰痛、意識しないと直立したときに伸びない肘、などの症状はほとんどなくなり、日常生活が楽に送れるようになりました。食事の量も増えました。今日、今が一番楽な感じがします。治療を終える日がほんとうに待ち遠しくなりました。」というメールが届きました。

【治療方針】
顎の位置の安定をはかるため、M.P.A装置で顎位矯正をしました。その後歯列矯正を行いました。そして最後に歯の修復治療(かぶせものなど)により、歯の色、形をきれいにしました。もちろん歯の根の中の問題や、歯肉の問題は先に解決します。歯の手入れ法(予防プログラム)も。2年2ヶ月後これまでの歯の悩みのすべてから解放され、生活にも生き生き感がもどって、笑ったり、歌ったり、自然にできるようになられました。

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ケース2

※下記の口腔内の写真はクリックすると、拡大して見ることができます。

症例
症例

ファッションデザイナーを目指している22歳女性

【お悩み・ご希望】
歯並びと咬み合わせが悪いため、長い間、極度の肩こりや首、顔のゆがみなどで悩んでいた。

【治療方針】
先ず下顎位矯正を行って(上図のM.P.Aを使用)、これまでの悪い咬み合わせを解除します。この段階でひどい肩こりや首の歪みなどが改善されます。その後歯並びを治すための歯列矯正治療を開始します。
その結果、歯並び、咬み合わせが良くなり、つらかった症状からも解放されます。歯並びや咬み合わせは単に外観だけの問題ではないという良い例です。

問い合わせ電話番号:0561-54-5152