歯科医療の進むべき道とは?

2015年2月10日 火曜日

日本人の歯に対する自信度調査によれば・・・

ある調査機関がおこなった日本人男女1500人(20代〜40代)を対象にした「歯に対する自信度調査」のアンケート結果です。
「歯の色、歯並びに対する自信度調査」
❖あまり自身がない。・・・・43.4%
❖ぜんぜん自信がない。・・・28.6%
❖まあまあ自信あり。・・・・25.0%
72%の人が自信がないと答えています。
「自信がない理由」
1.歯並びが悪いから・・・・・56.3%
2.歯の色が白くないから・・・55.7%
3.銀のかぶせものが見えるから。・27.1%
歯並びと歯の色に対して自信がないという人が多いという結果でした。
もう一つの調査結果があります。日本人の歯周病の罹患率が80%を超えているという事実。
今まさにクールジャパンの日本。外国からの訪問客が年間1300万人を超えました。これからもっと増え続けると予想されています。最近のテレビ番組でも外国人から見た日本の良さをアピールするテーマの内容が多く見られます。
しかし残念ながら、こと"歯"に関してはとてもクールとは言えません。もしも世界の「歯の良いランキング」「歯の美しいランキング」を調査したら、日本はいったい何番目に入るのでしょう。
上記の調査結果の原因にはいろいろな要素が考えられますが、一番考えなければならないのは唯一国民の歯の健康を担う専門家である歯科医であることは間違いないでしょう。国の政策のせいでも、保険のせいでも、ましてや国民のせいなどであるはずはありません。一人一人の歯科医が考えなければならない大きな問題といえるでしょう。
ホーカベ歯科クリニック  歯科医師 波々伯部重俊





投稿者 ホーカベ歯科クリニック

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